製品紹介
軽量化と高い強度
コストダウン
今村摩擦圧接工業では、各種ローラー加工・シャフト・金属機械加工を行っております。
特に、摩擦圧接の技術をいかし「コストダウンがしたい」「軽量化を考えている」なおかつ、「強度が必要」といったお客様のご要望にお応え出来るよう日々その技術を磨いています。
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各種ローラー
弊社主力製品である「摩擦圧接ローラー」
長年の経験と確かな技術力で廉価で高品質な製品をご提供致します。
また、表面処理やゴムライニングなども外注先と協力し対応しております。
- 繊維機械
- 業務用クリーニング機械
- 各種搬送装置
- 食品機械etc
各種ローラーの製品サンプル
駆動ローラー
パイプ素材:S45C Φ130×t18
軸素材 :S45C Φ80
※ローラー硬度:HRC32以上
フリーローラー
パイプ素材:SUS304 Φ76.3×t4
軸素材 :SUS304 Φ36
フリクションロール
パイプ素材:STPG370-EG Φ165.2×t9.3
フランジ材:鍛造加工品(SS400)
※全長3600mm
メッキロール
パイプ素材:STKM13A Φ152.4×t6
フランジ素材:SS400 Φ160
※表面処理:硬質クロムメッキ/バフ研磨
鍔付きローラー
パイプ素材:STPG370-SH Φ101.6×t5.7
軸素材 :SS400 Φ44
ベンドプーリー
パイプ素材:SUS304 Φ139.8×t5.1
軸素材 :SUS304 Φ38
ローラーシャフト
パイプ素材:STKM13A Φ75×t10
フランジ材:S45CⒽ Φ80
※全長3919mm
V溝ローラー
パイプ素材:STKM13A Φ185×t15.0
軸素材 :SS400 Φ60
ローラーの動画
シャフト
接合強度向上やコストダウン、軽量化で更なる品質向上にご協力致します。
摩擦圧接までの材料供給から完品までご要望にあわせて対応致します。
- 産業機械部品
- 建設機械部品etc
シャフトの製品サンプル
中空シャフト
パイプ素材:SUS316 Φ56×t8
フランジ素材:SUS316 Φ60
ピストンロッド
フランジ素材:S45C Φ340×37
軸素材:S45C Φ55×161
異種材シャフト
シャフト材①:SUS329J1 Φ36×144
シャフト材②:S35C Φ55×320
異形中空シャフト
フランジ素材:鍛造品(S45C)
パイプ素材:S45C Φ101.6×t18
スプラインシャフト
フランジ素材:SS400 Φ60×35
軸素材:S45C Φ28×248
トラニオンシャフト
フランジ素材:S45C Φ130×55
シャフト素材:S45C Φ85×170
スイベルジョイント
フランジ素材①:S45C-D □75×55×22
軸素材②:S45C-D Φ44×98
シャフト
①フランジ素材:SS400 Φ150×28
軸素材:SS400 Φ80×516
②フランジ素材:SS400 Φ150×20
軸素材:SS400 Φ60×598
シャフトの動画
金属機械加工
金属機械加工のみも承っております。外注先とも連携し幅広い加工に対応致します。
金属機械加工の製品サンプル
搬送装置部品
素材:S45C-D Φ12
搬送装置部品
素材:SUS303
食品機械部品
素材:A5056
建設機械部品
素材:SBMA740 Φ63×359
治具部品
素材:SNCM220H Φ250
ボス(アタッチメント部品)
素材:S45C Φ220
シャフトコーク
素材:SS400 Φ70×829
ピン
素材:SS400 Φ70×71
摩擦圧接の原理
摩擦圧接は、物体を摩擦することにより発生する熱エネルギーを有効に利用し、さらに高い圧力を加えることにより物体同士を原子間引力により接合する方法です。
摩擦発熱工程
片側の材料を回転させ一定の圧力(摩擦圧)で押しつけ合うと接触面は摩擦熱による高温層が形成され軟化する。
アプセット加圧工程
このあと回転を急停止し、さらに高い圧力(アプセット圧)を加え、そのまま一定時間保持させると材料は高温・高圧のもとで原子間引力により固相接合が行われます。
01.
材料の取り付け
02.
スピンドル回転・予熱
03.
摩擦発熱
04.
アプセット加圧
05.
摩擦圧接完了
引張強さ
摩擦圧接材の引張強さは、母材より若干強くなりますので
圧接部では破断せず、母材部分で破断します。
試験片 | 降伏点 kg/mm2 | 引張強さ kg/mm2 | 伸び % |
---|---|---|---|
母材 | 44.0 | 70.2 | 29.0 |
摩擦圧接材 | 41.0 | 71.2 | 28.0 |
圧接→焼ならし | 43.8 | 70.7 | 29.0 |
(S45C×S45C摩擦圧接材、JIS4号試験片)
回転曲げ疲労強度
摩擦圧接材の疲労限は、圧接のままで若干上昇し、圧接後焼ならしを行えば母材と同じになります。
試験片 | 疲労限 |
---|---|
母材 | 26.4 |
摩擦圧接材 | 26.9 |
圧接→焼ならし | 26.4 |
(S45C×S45C摩擦圧接材)